
最近、小学1年生の息子が「呪術廻戦ってかっこいい!」と話すようになりました。
アニメのキャラや戦いに興味津々。でも… 本はほとんど読まない、読書習慣ゼロ。
ちなみに自宅では呪術廻戦見たことないです・・・
そんな子に「じゃあ呪術廻戦のマンガ読んでみる?」とは、
暴力表現や難しいストーリーを考えると、小1にはちょっと早すぎるような・・・
でも実は、“呪術っぽい”世界観の児童書って意外とあるんです。
今回は、読書が苦手でもOK!読み聞かせから楽しめる、“ちょいコワ・ふしぎ系”のおすすめ児童書をご紹介します。
なぜ「呪術っぽい児童書」が読書の入り口になるの?
- 呪いや妖怪、不思議な力など、想像力を刺激する世界観が楽しい
- ちょっと怖いけど面白い → 「次が気になる!」気持ちが読書の原動力になる
- バトル・正義・仲間など、子どもが共感しやすいテーマが多い
つまり、「呪術廻戦に興味がある」= 読書の芽が出てきている証拠のはず。
それを年齢に合った本で育ててあげるのが、親のできるサポートかと思い調べてみました。
📚 呪術っぽい雰囲気がある!おすすめ児童書5選
① おばけずかんシリーズ(斉藤洋/講談社)
👻「えっ、こんなところにおばけが!?」
学校、トイレ、エレベーター、ベンチ…何気ない日常の中にひっそり潜んでいる“おばけ”たち。
1話完結のミニストーリー形式で、3〜5分でサクッと読めるから、寝る前の読み聞かせにもぴったり。
怖すぎず、ちょっと笑えて、「次はどんなおばけ?」と子どもが自分から本を開きたくなる魔法の一冊。
② どっちが強い!?シリーズ(学研)
🦁 ライオンVSトラ、サメVSワニ、カマキリVSサソリ…
「本当に戦ったらどっちが勝つの!?」をテーマに、動物たちのバトルがまさかのマンガ形式で展開!
1ページ目から戦闘モード全開!
読書が苦手でも、マンガ+科学知識のミックスでスイスイ読めちゃいます。
しかも、「なんでこの動物は強いのか?」がしっかり解説されているので、知識も一緒に身につくお得な一冊。
シリーズは恐竜編や昆虫編、海の生き物編なども豊富。
バトル×知識×好奇心、全部を満たしてくれる大人気シリーズです!
③ ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(廣嶋玲子/偕成社)
迷いこんだ先に現れる、ちょっと古びた不思議なお店「銭天堂」。
店主・紅子がすすめる駄菓子は、食べた人の運命を変える力を持っています。
たとえば…
・足が速くなるアメ
・好きなものを何でも出せるガム
・言うことをきいてくれるぬいぐるみチョコ
「いいことが起こる」か「とんでもないことになる」かは、その人の使い方次第。
ワクワクしながら読み進めるうちに、自然と想像力と“選ぶ力”が育っていく、そんなシリーズです。
1話ごとの短編集で、読み聞かせにもピッタリ。
アニメ化もされているので、テレビから本へのステップにも◎
④ 妖怪一家九十九さんシリーズ(富安陽子/理論社)
どこにでもありそうな町で、どこかちょっと変わった一家が暮らしています。
その正体は…なんと「妖怪一家」!
ヌラリとあらわれてヒョンと消える瞬間移動可能のヌラリヒョンパパと、長くのびる首が自慢のろくろっ首ママ!?
だけど、日々の暮らしぶりはとっても人間らしく、家族のドタバタやほっこりエピソードが満載。
怖いイメージのある妖怪たちも、この物語ではむしろユーモラスで親しみやすい存在になっています。
ただし、文章量はやや多めで語彙も豊富なので、読書に少し慣れてきた小学生にちょうどいいボリューム感です。
思わずクスッと笑えて、心がふわっとあたたかくなる、そんなシリーズです。
⑤ 怪談レストランシリーズ(松谷みよ子/童心社)
ようこそ、こわ〜い話が次々と出てくる「怪談レストラン」へ。
メニューには、おばけ、妖怪、都市伝説、ちょっと不思議な話など、ゾクッとする一皿がずらり。
怖がりさんはご注意を…なんて言いたくなる、子ども向けながら本格的な怪談シリーズです。
1冊に短い話が複数入っていて、読みやすくテンポも抜群。
「ちょっと怖い話が読んでみたい」という子にぴったりの入門書です。
中にはヒヤッとするお話もあるので、読み聞かせなら相手の年齢や雰囲気を見ながらがベター。
読書習慣づくりにもおすすめで、「次も読みたい!」と次々手が伸びる子も多い人気シリーズです。
👩👦 読み聞かせがつらいときのヒント
- AudibleやYouTubeで朗読を流してみる
- 親子で交代読みにしてみる
- マンガ形式の本でハードルを下げる
「1冊全部読まないと」ではなく、1ページだけ、1話だけでもOK。
ゆるく続けることがコツです。
まとめ:興味をきっかけに読書の芽を育てよう
『呪術廻戦』に惹かれるというのは、「物語の世界に入りたい」気持ちが育ってきているサイン。
少し怖くて、でも面白い。そんな本を通して、
自然に読書習慣へつなげていけたら最高ですね。